税務署は源泉徴収をどうやって確認しているのか?
こんにちは。
2023年の年が明けて、事業主であるとやはり確定申告の準備しないとなって思いますよね。
私は、WEBデザイナーの肩書で活動するフリーランスな訳ですが、デザイナー業の報酬って取引先は報酬の10.21%を源泉として国に納める義務があるんですよね。
WEB業界のナナフシギの一つなのですが、システム構築などであれば源泉徴収されないのに、デザインだと徴収されるというナナフシギがあり、青色申告してるなら面倒だから源泉なんて徴収しないでいいのになと毎日思っている私な訳なのです。
そこでいつも疑問に思っている事がありました。
私の報酬の源泉って、取引先は本当に!ちゃんと!忘れず!納めてくれてるわけ?!!
大切な取引先を疑う訳ではありませんが、ぶっちゃけ納めたか納めてないかは、相手先から支払い調書が送られてくれば安心できますけど、支払い調書を出す事は義務では無いので、届かなければこちらは支払ってくれてるのかって解らない訳じゃないですか?
人間だから、支払い忘れだってある訳ですよね。
そんな中、源泉支払われてるだろうと思って還付お願いします~!って申告書だしたのに「うさぎさんの源泉?は?納税されてませんけど?」みたいな事になる事もあるのではないかって思ってたわけなのです。
そして、かなりデジタル化が進んだとはいえ、昔から還付の確認って手作業目視なわけじゃないですか?この膨大な還付者に対し、すぐさま還付額を確認して還付してるってすごくない?税務署はどうやって確認して還付してるの??
なんて疑問に思っていたのです。
て、事で今回は関係先の税理士さんに聞いてみました。
先生。昨年は確定申告して(還付あり)ものの1ヶ月位で、税務署が還付を振り込んでくれました。
デジタル化が進み確認作業をすぐにして還付してくれてるのでしょうか?
いえ、税務署は明らかにオカシイと思わない限り、還付利息が付かないうちに申告された還付額は早急に振り込むようにしています。
という事は、税務署は確認せずに、とりあえず返してしまえ!って感じで返してるって事ですか?
それだと、もし取引先が源泉を納税し忘れてたら大変な事になりませんか?
とりあえず還付を優先させて、その後に取引先が税務署に提出した支払い調書を確認し、あやまりが有れば取引先に納税させたり、うさぎさんの間違いであれば修正申告で還付を戻させたりって事です。
なるほど。そうなっていたのですね。
まさかほぼ確認せずに還付してとは、ちょっと驚きですが、振込の手数料とか考えたら先に確認したら?って気持ちになっちゃいますけど、まったく考えないとこがさすが「おかみ」の考える事だなぁと(;^ω^)・・・
という訳で、結論。
取引先が納税し忘れていても、還付された うさぎさんが何かしなくちゃならない事はなく、取引先に通達が行き取引先が納めるという事になる。